すきなことカフェ
ここはすきなことカフェ
みんながすきなことをバイキング形式でたらふく楽しんでいます。
「うっひょーーーーーーレトロゲームがヤリ放題でござるうう!!」
「魔術・・・儀式・・・召喚・・・・錬成・・・・・」
「もぐもぐもぐ、イワシはうまいなあ 何百枚食べても飽きない」
すきなことカフェは無尽蔵
まさに宇宙空間に解き放たれし欲の極地点といったところでしょうか。
「先生!ぼくはすきなことがないです!」
おや、社会科見学で訪れた2年B組のたけしくんですね。
「すきなことがない?・・・たけし!廊下に立ってなさい!」
「はーい!」
たけしくんは廊下に出ました
廊下には7人ほどヤングマンがしゃがんだり スマートフォンをいじったりしていました
「君たちもすきなことないの?」
「ああ、だからスマホでいま探してるんだよ~」
「いきなりすきなこととか難しいよね。僕らまだ2年生なのに」
「ここにいても思いつかなそうだしさ、ちょっと散歩いかない?
先生たちも許してくれるでしょ」
「賛成!いこいこ!喉渇いたよおれ」
7人は散歩にいきました。
これが後の大芸術家集団『セブンス ネバーウルフ』の馴れ初めです。