まき姉の小宇宙

創作小話描いてます ゆるりと見ていってくださいね

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お芋がお芋であった理由<ワケ>

ねぇ  しってる?

お芋が

お芋であった理由<ワケ>

 

アタイはその謎に

切り込んでいったことがあるのよ。

 

なんでかっていうと

アタイが無類のお芋好きだから!☆

 

まずは

アタイは

八百屋さんにいって

むらさきいろの皮がつるりと光る

いちばんおおきなお芋をみつけて

おうちに連れて帰ったわ

 

ママからのお小遣いで

ちゃんと買ったのよ。偉いでしょ!

 

それで

いえにかえってその

お芋の皮をむいてみたの

 

ピーラー?ってやつ?

なんか

パチンコみたいな柄のさきっぽに横一線のカッターみたいなのが付いてる

そういう器具をつかって剥いたわ

 

すごく剥きやすかったわ

 

そう、そうやってね

皮をむいたの

 

そうすると

ほんのり黄色い中身がでてきてね

 

アタイはそれを

グラグラに沸かしたお湯にいれて

とりあえず茹でてみたの

 

 

茹でてるあいだも

お芋がお芋である理由<ワケ>について考えていたけど

 

この時点ではまだよくはわからなかったは

 

お芋が柔らかくなったから

湯からあげて

食べやすい大きさにカットしたのよね

 

それで

冷蔵庫を開けたら

中の戸棚に黒蜜とホイップクリームがあったから

「母さん ナイス!」

ってこころの中で想いながら

皿に盛り付けたお芋にそれをかけて

かわいく味付けしてみたの

 

 

食べたわ。

食べた。

たらふく食べたわ。

 

 

でね

 

お芋がお芋である理由<ワケ>は

 

きっと

アタシがこうして

 

皮をむいて

ゆでて

黒蜜とホイップをかけて

食べると

おいしくて

しあわせだなぁって感じる

 

だから

お芋はお芋でいてくれるんだなって

そうわかったの

 

 

えへへ

気づいちゃった!

アタシってば

天才かもね!

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